トップ人事ワンポイント講座 > 変化の時代のキャリア開発

変化の時代のキャリア開発

7割以上がキャリアに不安を感じている

株式会社パソナキャリアが、『「キャリアパス」に関する調査結果』を発表しました。
上記調査において、キャリアパスに対する不安についてたずねたところ、71.4%がなんらかで不安を感じたことがあるという結果となりました。

不安の理由は、「会社でどのようなキャリアパスが描けるかが明確ではない」「異動の基準や評価があいまい」といった会社の環境に対するもの
「どういったスキルを積めばよいのか」「新しい技術を習得できるか」といったスキルアップに関するもの
「目的や目指すものが漠然としている」「明確なゴールがわからない」といったキャリアパス自体が不明瞭だという点に関するものがあげられています。

また、キャリアパスを会社側から提示すべきかどうか尋ねたところ、半数以上が会社が提示すべきであると考えているという結果になりました。
その理由については、「社員のモチベーションが向上する」「会社側も提示することで業務効率が上がる」という意見が多く見られました。

キャリアは激流を下るようなもの

キャリア開発の分野において、スタンフォード大学のクランボルツ教授は「計画された偶発性」を、ジェラット博士は「積極的不確実性」という理論を提唱しています。

どちらも、分かったような分からないような名前が付いていますが…要するに、現代のように変化の激しい時代において、キャリアは激流を下るようなもので、予期せぬ変化に柔軟に対応し、それを活用しながら発達していくものだという理論。
山登りのように、目標(頂上)に向かってひとつひとつタスクをこなして、スキルを身につけ、計画的に開発していくことはできないということです。

変化の時代に会社がすべきキャリア開発とは

経営環境は目まぐるしく変わる。そうなれば、会社の儲ける手段も変わる。そのような時代においては、スキルはすぐに陳腐化してしまう可能性があります。数年も先の目標を従業員に設定させ、スキル取得を重視したキャリア開発では、まったく立ちいかなくなる可能性が高いのです。

企業は、キャリアパスを提示し、定期的にフィードバックする(評価制度など)環境を整え、自社の考えを提示することは、上記の調査結果からも求められているのは明らかでしょう。その上で、能力面においては、スキル取得だけに偏らず、自律性やコミュニケーションなど仕事に取り組むスタンス(姿勢)を従業員に身につけ、考えさせることが必要です。

それらの施策が、変化に柔軟に対応しうる人材を育て、企業にとっても有効なキャリア開発となるでしょう。

小冊子「はじめての人事制度構築&運用法」プレゼント中です。
等級制度・賃金制度・評価制度の設計方法を中心に、賞与原資の決め方や配分方法(業績連動型賞与)、経営理念・ビジョンの浸透策、人事制度の運用方法やコーチングの手法までを記載した小冊子です。 ⇒ http://www.w-growing.jp/present1.html

(※)株式会社パソナキャリア「キャリアパス」に関する調査結果
http://314.pasonacareer.jp/knowhow/blog/2010/01/08-post_7.html

(2010.1.23記)

人事ワンポイント講座・一覧へ


トップセミナー情報人事ワンポイント講座サービス事例私たちの考えコンサルタント紹介運営法人概要資料請求・お問い合わせSiteMaplinksPrivacyPolicy