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「子ども手当」と「高校無償化」
民主党が公約に掲げた「子ども手当」と「高校無償化」について思う所あり、自論をいくつか書いてみます。
子ども手当について
確かに家計にありがたいかもしれませんが、女性が社会的活動を行いやすくするためのインフラ整備(例えば、保育園)の方が優先課題ではないかと思います。
今後、労働人口が減少していく日本。女性の社会進出は、日本の経済基盤を築く上で必要不可欠ではないでしょうか。
さらに、多様な価値が求められる現代において、同一人種(男性)ばかりが価値を生み出し続けていては、企業としてもマーケットに太刀打ちできないでしょう。
また、私が育児を経験して感じたのは、子供が小さい時期は、お金の問題より、四六時中面倒を見続けることへの心理的負担の方が大きいということです。
高校無償化について。
生徒(あるいは保護者)にお金を使うのではなく、まずは、教育内容(方針)の質的転換のためにお金を使った方が、よっぽど得策ではないかと思います。
今の教育内容(方針)のまま、無償化して日本にマイクロソフトやグーグルのような会社が出てくるでしょうか?
今日、求められているのは、記憶力ではなく思考力・発想力です。
一番お金のかかる時期で、保護者にとってはありがたいでしょう。しかし、明日の日本をどうしたいのか?そして、どのような人材を育てたいのか?
まずは、そこから考えて、教育の質の転換や教職員の能力向上を行ったほうが、遠回りになるけれど、国内経済がよっぽど潤い、個人所得も増えるのでは、と私は考えています。
今後の日本の労働を取り巻く環境にベースを置いて政策を見てみると、どちらも目的が無く、方法論ばかりに終始している気がするのです。
(2009.9.24記)