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成長する企業に「名ばかり管理職」は不要

「名ばかり管理職」の問題。これを機会にゆっくり考えてみたいと思います。

そもそも、なぜこのような問題が起こるのでしょうか。よく話題に上った店長を例に考えてみます。
店長を管理職にしてしまえば、たとえ店舗業務の実務を行っていたとしても、残業代(=経費)を払わなくてすむ。という考えがあります。
そうすれば、単純な話、一人スタッフを削って、その穴埋めを店長が行えば、まるまる一人のスタッフ分の人件費削減になるということです。けれど、実務を行う店長は法律的に管理職には該当しない。だから、問題になるのです。

なぜ、「名ばかり管理職」は不要なのか?

しかし、同じ利益向上を狙う企業でも、持続的な成長を志す企業にとっては「名ばかり管理職」は問題にならないはず。と、私は考えています。

なぜなら、持続的成長を望むならば、店長は「何が問題か?」を考えることに従事し、スタッフの育成に骨を砕くはずである。と私は考えるからです。
「何が問題か?」を考えるとは、マネージャーとして経営者と一体的な立場で店舗を管理監督し、向上へと導くことを自らの権限で考え続けることです。作業をこなしているわけではないのです。

また、スタッフの育成に力を注げば、将来的に多くの「どのように?」を作れる人材が出てくる。将来のビジョンを見据えた人材育成を行うことも、管理職としての職務です。
これらは、企業と人材の成長を支える上で非常に重要な職務です。目先の経費削減ではなく、経費削減・利益向上できる環境を整えることが「名ばかり管理職」の問題を根本から是正する解決策になるのではないでしょうか?

(2009.9.9記)

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