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「教える」から「学ぶ」へ
会社での人材育成の悩みとして「OJTに時間を割けない。」「経費削減でoff-JTにお金をかけられない。」といった声をよく聞きます。で、結局人材がなかなか育たない…と
人材を育てるために、どのような取り組みをすればよいのでしょうか?
その1『off-JTへの投資効率を上げる』
日本の企業は、従業員教育にかける費用も時間も圧倒的に少ないという調査結果があります。ただし、やみくもに行っては単なる消費に終わってしまいますので、投資収益率を高めるという視点が必要です。
投資収益率を高めるには、
・自社はどのような会社で
・どうやって儲けようとしていて
・そのためにどのような能力を持った人材を欲しているか
といったことを明確にすることからスタートすることが大切です。経営の本質は、「資金を集め、事業に投資し、収益を上げる」ことです。「資金を集め、”人材”に投資し、収益を上げる」ことは、まさに経営の本質と言えるのではないでしょうか?
その2.『OJTの見直しを行う』
どのような見直しかと言いますと、これまでの”指導型”から”刺激型”への転換です。
変化の激しい時代では、求められるスキルがどんどん変わっていきます。すると、上が下を指導できないし、そんな暇があったら、自らのスキルを高めなければなりません。最近よく言われる、”自律型人材”なんかも、上が下を指導して教えられるものでもありません。
では、刺激型とはどういったOJTかと言いますと、議論や問い掛けを通じて思考を深める。情報を共有する。要するに、刺激しながらお互いを高めるOJTです。
学力世界一となったフィンランドは、教育方針を”teach”から”learn”に変えたと言われます。すなわち、”教える”教育から”学ぶ”教育。
答えのない時代です。スキルもすぐに陳腐化してしまいます。OJTも”教える”から”学ぶ”に変化すべき時でしょう。
(2010.6.10記)