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マネージャー、管理職はリーダーか?
まずは、「マネジメント」と「リーダーシップ」2つの言葉の意味するところを整理したいと思います。
【マネジメント】
これは、スキル・技です。管理するためのやり方・手法です。部下を管理する方法。業務プロセスを管理する方法。予算を管理する方法。…等など。これは管理する能力ですから部下が動く理由は、上下関係という力学的な関係によるものとなります。
【リーダーシップ】
これは、行動特性。集団を巻き込んで動かす性質のことを言います。例えば、飲み会やイベントを企画しているのはリーダーシップ。「鬼ごっこしようぜ!」と言って、周りの子供たちと遊び始める子もリーダーシップ。リーダーシップは、誰でもとれるということです。すなわち、権力を行使することなく相手を動かすことができる能力です。
とすると、部下が動く理由は、「この人についていこう!」という心理的な関係となります。
管理職はマネジメント能力を身に付けていないと与えられた役割・成果を全うできないので、当然習得していることでしょう。
しかし、リーダーシップはどうでしょう?部下は権力なしでも動いてくれますか?命令権限を行使しなくても、自発的に動いてくれますか?
これまでは新卒採用一辺倒で、長期間かけて社員を同質化させてきました。なので、命令権限を行使することで部下を容易に動かすことが出来ました。ところが、今は中途社員・パート・派遣・外国人… あらゆる背景を持った人が部下となり、多様性が当たり前となりました。
管理職は、マネジメント能力の習得とともに、命令権限を行使しなくても部下が自発的に動くようにするための能力も身に付ける必要があるのではないでしょうか。
(2010.8.10記)