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ミスマッチを減らす

重要なのは、求める人物像の明確化

総務省の労働力調査によると、「仕事に就けない理由」の多くは、55歳以上の高齢者が「求人の年齢と自分の年齢が合わない」(44.4%)といっているのに対し、25~34歳では「希望する種類・内容の仕事がない」(36.7%)と、ミスマッチを理由にするものが最も多くなります。

求人者と求職者のミスマッチは、応募者数が確保できないだけではなく、採用できた場合にも、思っていた仕事とは違っていたなどという理由ですぐに辞めてしまう原因になります。

報告書(※)では、「求める人物像を明確にして、求職者の応募意識とのズレを少なくする」「業務内容を具体的に理解してもらい、ミスマッチを防止する」ことで、ミスマッチを減らす事例を挙げています。

どうやって、明確にするのか?

求める人物像を明確にすると言っても、スキルや知識ばかりを追っていては、ミスマッチを減らすことはできません。同じ営業職でも、ゴリゴリ行く営業と、顧客との関係構築に重きを置く営業とでは、求められる人間としての資質(特性・動機)は異なります。
求める人物像を明確にする際は、まずは、人間的資質である特性や動機、価値観を明確にするとミスマッチを減らすことができます。

業務内容への理解にしても、気を付けていなければ、ともすると自社を美化する、あるいは蔑む、といった具合に、極端に語られてしまう傾向があります。事実を具体的に述べ、業務遂行の状況への想像を喚起することが大切です。

ミスマッチは、求職者・求人者の双方に痛みを伴います。従業員のもたらす知的資本の活用を行うには、採用段階でのミスマッチ軽減は、重要なファクターとなります。

(2008.12.25記)

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