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何が人事評価を難しくするのか?

なぜ、人事評価を行うのか?

人事担当者・経営者の方とお話をすると評価の難しさに頭を抱えておられる方が多数いらっしゃいます。皆様の中にも、評価の難しさを感じていらっしゃる方は、多いのではないでしょうか?

その難しさの原因は、評価を行う理由を給与を上げ下げするためだと考えているからではないでしょうか?そのため、納得感や公平性に過敏に反応し、それらを高めようする。そして、精緻な評価基準作りに終始し、結果的に評価する側の思考を停止させてしまい、評価される側は、やらされ感が助長されてしまう。これでは、人事制度そのものが意味を持たなくなってしまい、会社に悪影響すら与えかねません。

以上を考慮すると、評価を難しくしている原因は、「何のために評価をしているか?」という原点が間違っているからではないかと思います。

人事評価を行う本当の目的

評価の本当の目的は、会社と社員のベクトルを合わせること、すなわち、「その行動が、会社の成長につながるか?」という視点を共有することが目的です。よって、評価制度を構築する前提条件として、
1.会社のミッション・ビジョンを考える・語る
2.計画遂行に必要な能力を抽出する
という作業が欠かせなくなってきます。

その上で、評価基準はあくまでガイドラインであり、評価は、お互いの価値観を語り合う場だと捉える。そして、評価者の「説明能力」と「観察力」を高め、主観的に評価する。
この流れが、評価することの難しさを軽減し評価制度、あるいは人事制度の本来の目的を果たすのです。

(2009.10.15記)

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