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就職活動から国境が消える

以下、朝日新聞記事より抜粋。

パナソニックは24日、2011年度の採用計画を発表した。採用は1390人で前年度比11.2%増やすものの、79.1%を海外で採用するため、国内の新卒は同42%減の290人に絞る。オイルショックに見舞われた1976年度以来35年ぶりに300人を下回った。新興国など海外市場での成長を重視する企業方針に合わせ、海外の人員を充実させる。
海外での採用予定は前年度比46.7%増の1100人となる。パナソニックが国内と海外の採用計画を分けて公表し始めた2004年度以降、海外比率は60%前後で推移しており、11年度から急激に海外シフトを進める姿勢が鮮明になった。
パナソニックはブラジル、中国などのいわゆる「BRICs(ブリックス)」や、近年成長が著しいメキシコ、インドネシアなどの新興国市場攻略を最大の成長エンジンと位置づけており、各国の市場開拓を担う人材を強化する。

出典元⇒ http://www.asahi.com/business/update/0324/OSK201003240131.html

要するに、
国内採用  290人  (前年度比42%減)
海外採用 1100人  (前年度比46%増)
全体    1390人  (前年度比11.2%増)
となり、採用枠は増やすものの、国内での採用は半分近く減らすということです。

新卒採用の内定率が下がっていることが社会問題として扱われる中、パナソニックとしてはこの公表には躊躇いがあったかもしれません。公表していない企業もこのような傾向にあることは、もはや否定できないでしょう。
これは単に生産拠点を新興国とするのではなく、営業拠点を新興国中心とするということです。すなわち、ホワイトカラーもどんどん海外流出しているのです。営業、人事、総務、経理…。

新卒で就職活動をしている学生のライバルは、もはや○○大学の△△君ではなく、中国の誰それ、ロシアの誰それです。既に職に就いている人にしても同じです。

これからは、働く場所も、国境に縛られていては見つからなく可能性すらあります。

(2010.5.28記)

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